こんにちは。AIオタクです。間違えました。ミステリー作家の中原真緒です。
サイト作りは最初の記事群が大事だというのに、僕は愚かなので、欲に任せた記事を書きます。
きょうのテーマは、Chat GPTの言語モデルの使い分けについて書いていきます。
言語モデルとは?
Chat GPTの画面上部にある「4o」「GPT-5」などの選択肢。あれが言語モデルです。
モデルごとに、回答のスピードや精度、得意分野が少し異なるので、うまく使い分けられると、アイデア出しや執筆の効率がぐんと上がります。
では、それぞれどんなモデルがあるのか、具体的に見ていきましょう。
小説執筆に適したモデル
Chat GPTには無料版・個人向け有料版Plus・企業向けProがあり、使えるモデルが違います。
小説によく使うモデルに、黄色マーカーを引いてみました。
無料
・GPT-4.1 mini(メインモデル / 無制限利用)
・GPT-4o(制限付きで利用可能)
・OpenAI o4-mini(推論モデル)
有料(Plus)
・GPT-5 Auto(思考時間を自動調整)
・GPT-5 Instant(瞬時に回答)
・GPT-5 Thinking(より良い回答のために長く思考)
・GPT-4o(ノリとテンションと寄り添いを求めるならこれ)
(2025年9月現在)
モデルによって、回答の精度やスピードの特徴が異なります。回数制限ありや、思考時間が長いほうが高性能な傾向にありますが、小説のすべての工程で高性能である必要はなく、スピード重視の瞬間もあるでしょう。
モデルの使い分け方はのちほどご説明しますが、とりあえず今は
サクサク会話したい時は「即回答モデル」・大事な場面は「長考モデル」
というふうに、ざっくりとだけ捉えていただければOKです。
ChatGPTを使って小説を書く工程一覧
ここからは、小説執筆をしていく過程でどのモデルを使うのか、具体的にお伝えしていきます。
| 欲しい回答 | 無料 | Plus(有料) |
|---|---|---|
| 速い・短文 | 4.1 mini | 5 Auto / 4o |
| 遅い・論理的 | 4o | 5 Thinking |
遅い方は回数制限があるので、力の入れどころ・抜きどころで使い分けをしていくイメージです。
今回は、普段僕が使っている有料版Plusでご説明していきます。無料版の方は、上記の表を参考に、変換してお読みください。
①作品の舞台や設定のアイデア出し
推奨モデル:4o
・自分がアイデアを持っていない場合:やりたいビジョンや理想を語り、汲んだ回答を生成してもらって、選びます。
・既にアイデアがあるor出版社から指定されている:持っているアイデアを、ざっくばらんな会話で膨らませます。
②キャラ設定
推奨モデル:4o→5Auto
・4o:最初はありったけのアイデアを出します。ほぼオタクの弾丸語りです。考えているキャラの好きなところや、こんなセリフを言わせたいとか……。ぼんやりとしか決まっていないところは、4oの方からたくさんアイデアを出してもらいます。
・5 Auto:ある程度情報量が集まったら、性格や行動原理、背景などをより深掘りしてもらいます。
③テーマ・コンセプト
推奨モデル:4o/5Thinking+Canvas
・まずは4oで、自分の思想や作品で伝えたいことを説明する感じで、会話します。ディスカッションのラリーを続けて、自分の考えを深めましょう。
・作品上とても大切なところ、絶対に固めておきたい部分は、5 Thinkingで時間をかけて話します。1つの回答に数分かかるので、遅いなあと感じるかもしれませんが、長く検討してくれた分良い答えが出てきます。
・GPTにはCanvasという機能があります。会話を議事録のようにまとめたり、ウェブ検索で探してきてもらった情報を論文のようにまとめてくれたりします。これはのちに使えるので、適宜保存するのをおすすめします。
④プロットを作る
推奨モデル:4o/5Auto
・プロットの作り方に正解はないと思うので、普段ご自身が使っているプロット作成の順番に沿って、Chat GPTと相談しながら作ってください。
・特に決まっていない場合は「いまからプロットを作りたいんだけど、どういうステップが必要?」と聞いてみると、Chat GPTがステップバイステップで作る順番を示してくれます。
⑦文章表現で詰まった時
推奨モデル5Auto
・言いたいことはあるのに、どう表現していいかで詰まってしまった時に、GPTは重宝します。前後の文や、イマイチで変えたい文を提示して、言い換えや類語などをいくつか出してもらってアレンジを出してもらいます。
※僕は本文執筆に入ったら自力で描くモードになるので、Chat GPTの出動回数はグッと減ります。ただし、ちょっとでも手が止まりそうになったら、呼吸くらいの自然さでGPTを開きます。
⑥本文の事実確認で詰まった時
(一応推奨モデル:4o+WEB検索モード)
・実在の場所を舞台にした作品や、歴史小説、特定の専門知識が必要なミステリーなど、常に事実確認をしながら書かなければならない作品には、AIが不可欠です。Chat GPTにもWEB検索モードがありますので、確実に最新情報を知りたい時は、WEBをオンに切り替えて質問してみましょう。
・でも、検索したい時に本当に本当に本当に推奨したいのは、検索に特化した最強AI「Perplexity」です。Chat GPTは若干ハルシネーション(事実ではない回答)を起こしやすいので……。
まとめ:AIで時間を浪費しないために
AIとの会話のラリーは、アイデアの広がりや考えの整理にぴったりです。
しかし、いつまでもいつまでもしゃべっていると、時間を浪費してしまいます。また、長考モデルが回答を生成するのを見守ってしまっていると、その数分が積もり積もって締め切りを圧迫するかもしれません。
今自分の工程にどのくらいの時間をかけられるのかを意識しながら、効率よくモデルを切り替えて作業を進めていきましょう。





